今年は4連休の3日目と重なる、敬老の日。
みなさん、いかがお過ごしの予定でしょうか?
…連休と重なるとはいっても、実際のところ、コロナの感染リスクを考えると、
出かけるのはまだちょっとコワイ気もしますよね…
そんな方にもぜひ知っていただきたい、今年の敬老の日事情をご紹介します!
〈目次〉
敬老の日とは?
贈り物には「海老せんべい」がいい?
お祝いは、10月1日以降に延期した方がお得!?
1.敬老の日とは?
毎年9月の第3月曜日にやってくる、敬老の日。
2002年までは9月15日と制定されていましたが、ハッピーマンデー制度により、
9月の第3週と改められました。
なぜ、9月15日が敬老の日だったのか。
ひとつは、9月15日が農閑期であり気候もいい時期であったこと。
もうひとつは、聖徳太子が悲田院を設立したのが9月15日であったこと。
悲田院は、今でいうところの老人ホームに近いといわれています。
年長者を大切に思う気持ちは、日本人の心に古くから根付いていたのですね。
いずれの理由にせよ、敬老の日は、日本発祥の記念日です。
海外では、年長者を敬う記念日を設けていない国も多いようです。
敬老の日を英語でいうと、“Respect for the Aged Day”
英語が得意な方は、外国の方に、直接聞いてみるのもいいかもしれませんね!

(関連:敬老の日とは?どんな由来があるのでしょう?/外部リンク)
2.贈り物には「海老せんべい」がいい?
縁起物の定番、「海老」。
海老が縁起物といわれる理由には、
赤い色がめでたい。魔除けになる。
硬い殻は、まるで武士の鎧。「戦の前には海老を食べて験担ぎ、此れ戦国武士の常識なり!」
などがあるそうです。
また、「海老」という綴りは、「海の老人」を意味する当て字で、
長い髭と曲がった腰がご尊老の見た目と似ていることが由来しているそうです。