インスタグラムの写真編集機能のスゴいところは、
フィルターの種類が豊富なところ…だけではありません!
本格的な画像編集ソフト(フォトショップやライトルームなど)と
同等の編集が、インスタグラムでも出来るんです。
編集項目の数は、全部で13項目。
もちろん、その中から必要なところだけを編集すればOKです!
今回は、その中でも一番使いそうな
『明るさ』に関係する項目について、使い方を解説していきます。
※編集の違いを、画像を使って比較しています。
より違いを分かりやすく見るためには、
画面と部屋を最大限明るくしてご覧になることを推奨します。
目次
明るさ調整に使うのは、3項目
〈明るさ〉の調整
〈ハイライト〉の調整
〈シャドウ〉の調整
さいごに
1.明るさ調整に使うのは、3項目
写真の明るさを調整したい時は、
〈明るさ〉
〈ハイライト〉
〈シャドウ〉
の3項目を編集します。
このうち、どれかひとつでも大丈夫です。
これらの項目は、『編集』のページにあります。
編集したい写真を選ぶと、フィルター一覧のページが開きますが、
画面下部に表示される『フィルター』の右、『編集』をタップしましょう。
すると、画面下に編集項目が現れます。
〈明るさ〉
『編集』をタップしてすぐ、左から2番目に表示されます。
太陽のマークが目印です。
写真全体の明るさを調整したいときは、これがオススメです。
〈ハイライト〉
編集ページの『調整』『明るさ』…と並んでいる場所を、
左にスワイプします。
編集項目の9番目に現れるのが、〈ハイライト〉です。
写真の明るい場所だけを調整したいときに使います。
〈シャドウ〉
〈ハイライト〉の右隣にある、10番目の項目です。
写真の暗い場所だけを調整したいときに使います。
2.〈明るさ〉の調整
どんな写真編集ソフト・アプリにも必ず入っている、ド定番の編集項目です。
上記でも触れましたが、
〈明るさ〉では、写真全体の明るさ調整ができます。
操作はカンタンです。
①『編集』ページの〈明るさ〉をタップすると、このような画面に切り替わります。
写真の下のバーを、
右にスライド→明るくなる
左にスライド→暗くなる
②お好みの明るさが決まったら、右下の『完了』をタップします。
◇◆ 1UPレッスン ◆◇
白トビに気をつけると、キレイに仕上がります。
白トビとは、明るい部分がさらに明るくなりすぎて、
真っ白になっている状態のことです。
例えば、この写真。
お皿の模様に注目します。
お皿の模様は分かりやすいけど、全体的にちょっと暗い印象です。
クロスが真っ白になるまで、明るさをあげてみます!
クロスばかり注意していたので、
皿の模様が見えにくくなってしまいました…
もし皿の模様を見せたい写真だった場合、
こうなってしまっては意味がありませんね。
見せたいもの、つまり写真の主役が白トビしないように気をつけましょう。
ただし、白トビを怖がりすぎたり、白トビを直したりするために
暗くしすぎるのには要注意です。
白トビについて補足すると、
白トビとは、その箇所に色に関するデータがないことを示します。
つまり、元から白トビしている写真は、
編集で明るさをいくら落としても、本来の色を取り戻すことは出来ません。
こればっかりは、撮るときに気をつけるしかないですね(汗)
では、逆に暗くするとどうでしょうか。
テーブルクロスの色が、少し灰色っぽくなりました。
皿の模様はちょっと際立ちましたね。
あと、奥のろうそくの光が、前より分かりやすくなりました。
「おっ!暗くするとろうそくの光が分かりやすくなって、よりラグジュアリーに見えるのでは?」
ということで、さらに暗くしてみたのがこちら。
光で飛ばしていたクロスのシワが目立っちゃいました(泣)
バラも黒くなって、ちょっと毒々しい…
もっと華やかなイメージで撮影したので、この編集はNG。
このように、どんな風に仕上げたいかをイメージして、
慣れるまでは、何度か調整してみると、
編集技術がUPします。
〈明るさ〉の編集方法を知ると、
写真全体を調整できるという機能が、
ちょっとだけ不便に思えてきませんか?
それを解決してくれるのが、〈ハイライト〉〈シャドウ〉です。
3.〈ハイライト〉の調整
〈ハイライト〉は、主に明るい場所の明るさを調整する機能です。
白に近い色の場所や、パステルカラーの部分の明るさを調整します。
編集ページの〈ハイライト〉をタップすると、
〈明るさ〉と同様に、画面下にバーが現れます。
左にスライドすると暗くなり、
右にスライドすると明るくなります。
黒っぽい場所の変化は少なく、
白っぽい場所が変化するのが特徴です。
この写真では、クロスや皿が白いので、全体的に変化が大きく見えますが、
例えば、
キャンドルは、〈ハイライト〉を下げることで、
炎の明かりがより見えるようになりました。
対して、バラの花びらの内側や、葉っぱの明るさ、スプーンの黒い反射は、
ほとんど変わっていません。
4.〈シャドウ〉の調整
〈シャドウ〉は、主に暗い場所の明るさを調整する機能です。
黒に近い場所や、ネイビー、茶色など濃い色の部分を調整します。
編集ページの〈シャドウ〉をタップすると、
〈明るさ〉と同様に、画面下にバーが現れます。
左にスライドすると暗くなり、
右にスライドすると明るくなります。
白っぽい場所の変化は少なく、
黒っぽい場所が変化するのが特徴です。
もともと白の面積が多い写真なので、
〈ハイライト〉を編集した時よりも変化がうすいように見えます。
でも、〈ハイライト〉であまり変化しなかった、
バラの花びらや葉っぱの色味、スプーンの黒い反射などが
大きく変化しているのがわかります。
5.さいごに
明るさの調整には、
写真全体を調整する〈明るさ〉
明るいところを調整する〈ハイライト〉
暗いところを調整する〈シャドウ〉
を、それぞれ使い分けると、より綺麗に編集ができます。
フィルター以外で、オリジナルの写真加工を楽しみたい方は、
『編集』ページの項目で試してみてくださいね。
また、これらの機能は、
フォトショップやライトルームなど、
本格的な画像処理ソフトにもある機能です。
専用ソフトを使うメリットは、
インスタグラムよりももっと数値的に編集ができることです。
例えば、ハイライトやシャドウは、本来なら、数値で区別されます。
その値をみながら、白トビしていないか確認しながら編集できます。
もっと本格的に画像編集してみたい方は、お試しください。
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