植物や昆虫を撮る人に人気の、マクロレンズ。
小さなものにグッと寄って撮れるので、普段見ることのできない景色を見せてくれるレンズのひとつです。
マクロレンズを持つことに憧れている方も多いのでは?
でも、実際持つとなると、一眼カメラを買って、レンズを買って…と、
すごくお金と手間がかかる、と思っていませんか?
実は、100円ショップにスマホ用のレンズが売ってます!
高価な一眼カメラやレンズを買わなくても、
マクロレンズでの撮影が楽しめるんです。
100円ショップで取り扱っているスマホレンズは全部で数種類ありますが、
今回は【マクロレンズ】をご紹介します。
目次
100円ショップで買った「広角&マクロレンズ」
こんな写真が撮れます(撮影例)
使い方
加工に使ったインスタフィルター
さいごに
1.100円ショップで買った「広角&マクロレンズ」
今回購入したのは、こちらのレンズ。
キャンドゥ
『スマホで広角&マクロレンズ』
レンズ
レンズキャップ
収納袋
がついて、税抜100円です。
今回購入したのは、キャンドゥのスマホレンズですが、
セリアにも、スマホ用のマクロレンズの取り扱いがあるようです。
ダイソーでは、マクロレンズの取り扱いはありません。
取り扱いは店舗によって異なります。
購入の際は、あらかじめ取り扱いを聞いてみるか、規模の大きい店舗に行ってみるといいかもしれません。
今回は、セリアのマクロレンズには出会えず…人気アイテムのようです。
ちなみにですが、キャンドゥの広角&マクロレンズの方が、
付属品が豊富で、広角レンズとしても使えるので、
個人的には大満足です!(負け惜しみではない)
2.こんな写真が撮れます(撮影例)
さっそく撮ってみました!
普通の葉っぱも、
マクロレンズで撮影すると、葉脈まで見ることができます。
キンモクセイの小さな花だって、
こんなに拡大して撮ることができました!
他にも、こんな風に、かなり近づいて撮影することができました。
芝桜のような小さな花のおしべや、
ネコジャラシの種一粒まで拡大できました。
背景のボケも綺麗です!
もちろん、加工なんかじゃないですよ。自然に出たボケです。
(色味は、インスタフィルターで加工しています。詳しくは、目次4で)
3.使い方
では、このマクロレンズの使い方を解説していきます。
まず、キャンドゥの「広角&マクロレンズ」は、
広角レンズとマクロレンズが両方ついています。
マクロレンズとして使う場合は、
最初に、広角レンズ(0.67X WIDE)を外します。
回せば外れるので、工具などは必要ありません。
クリップになっているので、レンズ同士が重なるように、スマホを挟みます。
挟む力は、やや強めです。新品だからかな?
指を挟まないように気をつけてくださいね。
一応、緩衝材のスポンジがついています。
クリップの内側に、スマホのレンズに合わせた溝があるので、
ちゃんとはまれば、カチッとフィットします。
(iPhone11など、カメラが複数ついている機種では上手く付けられない場合があります)
○ ちゃんとついていれば、画面全体が満遍なく明るく写ります。
× レンズ同士がうまく重なっていないと、四隅のどこかに黒い影が出ます。
撮影するときは、撮りたいものにぐっと近づきましょう。
マクロレンズは、離れているとピントが合いません。
距離の目安は、だいたい1〜1.5cmです。
ピントが合うまで、近づいてみてください。
普段スマホレンズを付けないで撮るときよりも、
ピントや手ブレが少しだけシビアになりますので、
ピントが合ったタイミングで、何枚か撮ってみるといいかもしれません。
手ブレは、
両手でスマホを持つ
しっかり脇をしめてスマホを持つ
台などがあれば、肘をついて撮影する
を守ると、防止しやすくなりますよ。
4.加工に使ったインスタフィルター
2で紹介した撮影例のうち、インスタフィルターを使って加工した写真と、
使ったフィルター一覧です。
色味やコントラストの調整は、
インスタフィルターを使って、ワンタップで加工するのが簡単でキレイです。
マクロレンズで撮影するだけで、雰囲気は倍増しますが、
インスタのフィルター加工をすれば、さらにオシャレに映えますよ〜
5.さいごに
100円と侮ることなかれ!!
キャンドゥの広角&マクロレンズ、今回はマクロレンズのみ試してみましたが、
なかなか使えます。楽しい!
小さくて、レンズキャップ付きで、クリップ式なので、
私はリュックの内ポケットに付けて持ち歩いています。
撮りたいときに、サッと取り出せるのがいいですね。
欠点を挙げるとすれば、
接写するので、虫などは逃げてしまって撮りにくい。
ピントの合う位置がシビアなので、風が強かったり早く動く物が撮りにくい。
キャップがちょっとゆるい。
などが、少し気になったところです。
でも、植物などの動かない物を撮るにはかなり使えますし、
キャップが外れる点については、専用の巾着袋もついているので、それを使えばいいだけの話(笑)
雪が降ったら、雪の結晶を撮ってみたいですね。
どんな写真が撮れるか、楽しみです!
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