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写真が上手く見える、傾き補正のやり方【インスタグラム使いこなし術⑤】

スマホカメラのいいところは、常に持ち歩いている一番手軽なカメラであること。

なので、日常のふとした瞬間に「これイイ!」と思ったものを、サッと撮ったりしますよね。


でも、その写真を後々見返して見ると、

「画面が傾いていて、なんだか残念…」

なんてこと、ありませんか?


それ、直せます!!!

直し方は2つ。

スマホのデフォルトの編集を使う方法と、

インスタグラムの〈調整〉を使う方法。

できることは同じですが、

対応する縦横比や編集画面が少し違うので、

それぞれ解説していきます。



 

目次

  1. インスタグラムの〈調整〉でできること

  2. インスタグラムの〈調整〉を使って、写真の傾きを直す方法

  3. まとめ

 


1.インスタグラムの〈調整〉でできること

〈調整〉では、アングルに関するさまざまな編集をすることができます。


〈調整〉は『編集』ページの1番最初にあります。



傾いた四角のマークが目印です。


タップすると、このようなページに移ります。


※説明上、分かりやすくするために、

本来表示されない真ん中のアイコンを、編集で付け足しています。


アイコンには、それぞれ以下のような意味があります。




●グリッド線



タップ数に応じて、グリッド線の本数を変更します。

グリッド線とは、写真上に表示されている細い線のことです。


「#」マークを繰り返しタップすることで、

グリッド線の本数を変えることができます。



〈調整〉ページを開いてすぐは、縦横それぞれ3等分にされています。

1タップ、2タップで等分が細かくなり、

3タップ目でグリッド線が非表示になります。

4タップ目で最初の3等分の状態に戻るので、

間違えた場合も繰り返しタップすればOKです。


グリッド線が細かくなれば、欲しいところにガイドが作れるので、

より正確に傾きを修正することができますよ。



●画像回転



繰り返しマークのようなこのアイコンをタップすると、

写真を回転させることができます。



1タップごとに、反時計回りで写真が回転します。


「スマホでサッと撮り」にあるあるなのが、

縦で撮りたかったのに、勝手に横向きになってしまっていること…

そういった失敗も、これを使えば簡単に直すことができます。



●垂直方向の補正



建物の高さをダイナミックに写したかったり、

全身写真に足長効果をプラスしたかったりするとき、

下からのアングルで撮りますよね。

そんな効果をもっと出したい、もしくはやりすぎたので直したい、

そういう時に使えるのが、「垂直方向の補正」。


このマークをタップして、目盛を左右にスライドさせましょう。

左にスワイプすると、より下から撮った風に、

右にスワイプすると、より上から撮った風に加工できます。



ただし、あくまで加工です。

写っている物を変形させてそういった効果を得ているので、

やりすぎるとおかしくなってしまうので注意しましょう。



●傾き補正



〈調整〉を開いてすぐは、このアイコンは表示されてなく、

あらかじめ選択している状態です。


画面右上の「画像回転」のマークとは違い、

0.05度単位で画像を回転することができ、MAX25度まで傾けることが可能です。


目盛を左にスワイプすると、右回転

目盛を右にスワイプすると、左回転


(動作と回転方向が逆で、ちょっとややこしいですね…)


この写真のように、傾いて撮ってしまった写真を直す時にこれを使います。

より丁寧に仕上げる方法は、次の目次で紹介します。



●水平方向の補正



「本当は真正面から撮りたかったんだけどなぁ…」ってこと、ありませんか?

撮りたいものの真正面に立つには場所が狭かった、とか

人が多くて正面まで行けなかった、とか

はしゃぎすぎててそんなことまで気が回らなかった、とか(笑)


そういう時に役立つのが、「水平方向の補正」。


このマークをタップしてから目盛を

左にスワイプすると、左から見たアングルに、

右にスワイプすると、右から見たアングルに、加工できます。



このオブジェの場合、左にスワイプすればより正面から見た感じに近づきますが、

オブジェの奥行きが完全にはなくならず、また、

オブジェがやや縦長になってしまいました。


垂直方向の補正同様、変形でそう見せているので、

不自然に見えてしまうようなやりすぎ加工には注意です。



●目盛



垂直方向の補正、傾き補正、水平方向の補正は、

この目盛を左右にスワイプして調整します。


補正をキャンセルしたい時は、

目盛の上に表示される数字の、右の「×」をタップしましょう



画面左下の「キャンセル」をタップすると、

〈編集〉ページまで戻ってしまうので注意しましょう。




2.インスタグラムの〈調整〉を使って、写真の傾きを直す方法

たくさんの補正機能がある中で、使う機能は

「グリッド線」と「傾き補正」だけです。


グリッド線はなくてもできますが、

よりキレイに仕上げるためには、表示することをオススメします。


まず、どこを基準に傾きを直すか決めます。

この「LOVE」のオブジェなら、

「E」の真っ直ぐなところを目安にしてみます。



「E」の直線の部分を、グリッド線に合わせるように、

目盛を左右にスライドして、写真を回転させます。



ガイドとなる直線が、写真の端っこにある場合は、

グリッド線を増やすとより正確に補正できます。



調整が終わったら、「完了」をタップしましょう。



3.まとめ

かなりボリューミーな記事になってしまいました(笑)

が、インスタグラムで傾きを補正する時に使う項目は、

「グリッド線」と「傾き補正」だけです!


よりキレイな構図に仕上げるために、グリッド線の活用は欠かせません。

あえて傾けて撮った写真も、それはそれでカッコイイですが、

写真のキレイさ、美しさを際立たせたい時は、ぜひ、

水平垂直を意識してみてくださいね。

特に、建物を撮る時はこれを意識すると、クオリティが格段に変わりますよ。


今回はインスタグラムで補正する方法を紹介しましたが、

実は、iPhoneの編集でも同様の加工ができます。

インスタグラムへアップせず、

プリントしたり、データをPCに移して楽しみたいという方は、

「写真が上手く見える、傾き補正のやり方【iPhone編】」(次回更新)をご覧ください。



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