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これぞインスタ!映えエッセンス〈ビネット〉と〈ティルトシフト〉【インスタグラム使いこなし術⑥】

トイカメラで撮ったような四隅が暗くなる写真や、

ボケで写真をドラマチックに見せた写真、

これらもインスタの『編集』で、加工して作ることができます。


色味に次いで、写真の印象がガラリと変わる加工です。

なのに、難しい作業は一切なく、

雰囲気重視で感覚的に、写真加工が楽しめます。

また、他の編集項目と合わせて使えば、

自分だけのオリジナルフィルターが完成しますよ!



目次

  1. トイカメラ風の写真とは?フィルターのおさらい

  2. トイカメラ風に加工する〈ビネット〉とは?

  3. ボケを作り出す〈ティルトシフト〉とは?

  4. 〈ビネット〉〈ティルトシフト〉を取り入れた、オリジナル加工レシピ

  5. さいごに



1.トイカメラ風の写真とは?フィルターのおさらい

今なお人気の、トイカメラ。

おもちゃのような見た目の可愛さと、レトロな味わいのある写真が撮れることで、

特に女性のファンを多く持っています。



↑今はデジタルのものもあるんですねぇ…

フィルムが高価なものになりつつある今、デジタルで手軽に楽しめるのは助かります(笑)

しかも、液晶や防水機能付きで1万円以下!?

…あ、すみません、ちょっと熱くなってしまいました(笑)



前置きはここまで!

トイカメラといえば、四隅が暗く写るのが特徴のひとつですが、

そんな雰囲気の加工を、インスタグラムの編集で出来るんです。


方法は、2つ。

フィルターを使う方法と、編集機能の〈ビネット〉を使う方法


フィルターを使うと、ワンタップでオシャレな写真に仕上がります。

【X-Pro Ⅱ】や【Ealrybird】を選んでみましょう。

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これぞインスタグラムって感じで、どちらも人気のフィルターです。

では、このトイカメラ風の加工を『編集』で付け足す方法を、見ていきましょう。



2.トイカメラ風に加工する〈ビネット〉とは?

四隅が暗く落ちる加工ができるのは、〈ビネット〉という機能。

『編集』の後半の方にあります。

真ん中が黒い二重丸が目印です。


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〈ビネット〉をタップすると、

右にだけスライドできる調整バーが表示されます。


バーを右にスライドするほど、四隅が暗く落ちていきます。

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背景がシンプルで、できるだけ明るさが均等な写真ほど、

効果が見えやすいです。

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好きなところが決まったら、「完了」をタップしましょう。



3.ボケを作り出す〈ティルトシフト〉とは?

スマホのポートレートモードが普及したおかげで、

ボケのある写真が、スマホでも手軽に撮れるようになりましたよね。


もし、最初から「背景をボカしたい」と決めているのなら、

撮影時にそう設定してしまうのが、仕上がりも綺麗です。

でも、スマホでサッと撮る場合、

瞬時にそこまで考えて撮るって、なかなか難しいですよね…


そんな時は、インスタの〈ティルトシフト〉で加工しちゃいましょう!



〈ティルトシフト〉は、〈ビネット〉の右隣にあります。

真ん中が黒い点線の二重丸が目印です。


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〈ティルトシフト〉をタップすると、

「オフ」「円形」「直線」から、ボカす範囲を決められます。


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開いてすぐは、「オフ」(ボケなし)の状態になっています。


●「円形」

「円形」をタップすると、

一瞬だけ、写真に円形の白いモヤがかかります。


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モヤがかかっているところが、ボケる範囲です。

ピントを合わせたい場所をタップするか、写真上をなぞると、

モヤが移動します。


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また、2本指で拡大・縮小することもできます。


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写真の中で主役が決まっている時は、「円形」を使って、

主役にのみピントがあっている風に仕上げるのがオススメです。


●「直線」

「直線」をタップすると、

線状の白いモヤになります。


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移動方法や、拡大・縮小の方法は一緒です。


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「円形」と違うのは、2本指で回転させることができるところです。

ちょっと難しいですが、

人差し指と中指で画面を押さえながら、手首を回すイメージです。


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ボカす範囲を回転させて、縦方向のボケに変更することもできます。


縦ボケは、あまり馴染みがないですが、

横ボケは、奥行きのある写真ではかなり有効。

手前のものにピントが合えば、奥行きが広く見えますし、

奥のものにピントが合っていると、前ボケ風のオシャレな写真になります。


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調整が終わったら、「完了」をタップしましょう。



4.〈ビネット〉〈ティルトシフト〉を取り入れた、オリジナル加工レシピ

明るさや色味など、他の要素を取り入れて、

自分だけのオリジナル加工に挑戦してみます!


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〈ティルトシフト〉の「直線」を使って、前ボケに。

〈ビネット〉で、少しだけ周囲の明るさを落として、

〈暖かさ〉を加えて、元々の黄色っぽい色合いを強くしました。


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〈ビネット〉を上げ、もう少し周囲を暗くしたかったので、

〈明るさ〉と〈シャドウ〉を下げてみました。

明るさは、電球が暗くなりすぎないことを目安に調整しました。


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【X-Pro Ⅱ】フィルターを意識してみました。

〈ビネット〉で周囲の明るさを落とした後、

ビルの陰影と絵が映えるように、〈コントラスト〉と〈彩度〉を上げました。


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〈ビネット〉の効果を上げるため、〈シャドウ〉を足しました。

〈コントラスト〉で明暗差を下げ、〈色〉の「ハイライト」でオレンジを足して、

古いフィルム写真風に仕上げました。


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黒の看板を際立たせるために、〈ティルトシフト〉で看板にフォーカス。

〈彩度〉と〈シャドウ〉を下げて、さらに黒を濃く出して、

ちょっとだけ木のぬくもり感を入れたかったので、〈暖かさ〉で調整しました。


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レトロ風を目指して、〈ビネット〉で周囲を落とした後、

〈ティルトシフト〉で靴にフォーカス。

〈ハイライト〉で写真上部の方の明るさを調整して、

〈色〉でシャドウ/ハイライト共に、オレンジを重ねました。

(〈暖かさ〉を足すよりも、〈色〉でオレンジを重ねた方が、レトロ風になりました)



5.さいごに

〈ビネット〉と〈ティルトシフト〉、

操作は簡単なのに、あるとないとではオシャレ度が全く違います。

これだけじゃ物足りないと思ったら、

他の項目も編集してみることに挑戦してみてください。


また、〈ビネット〉を手軽に使いたい時は、

【X-Pro Ⅱ】や【Ealrybird】などのフィルターを使ってしまうのもOK。

改めてフィルターについておさらいしたい方は、

↓こちらの記事も読んでみてくださいね。



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